「イエスはユダヤ人」は、ばちあたり?
ウーリー・オルレブ作『走れ、走って逃げろ』(岩波書店)を読んだ。ナチス・ドイツ占領下のポーランドを舞台に、ナチスの追っ手を逃れながら、ひとり必死に生き抜く幼い少年の物語である。
主人公の少年は、自らがユダヤ人であることを隠し、キリスト教徒のふりをして、あちこちの農家を渡り歩いては住み込みで働くのだが、ある家でのこと。素性がバレた少年は、その家を追い出されてしまう。その時、彼に同情的だったお…
「エルサレムよ、わたしはあなたの城壁の上に見張り番を置いた。イザヤ62:6」
※キリスト教、聖書、イスラエル・ユダヤ関連などについて書いていきます。
※by 川崎貴洋
北海道在住のキリスト教プロテスタント福音派信徒です。