受肉の奇蹟~オリエント型の神とギリシア型の神~
今、井上浩一著『生き残った帝国ビザンティン』(講談社学術文庫)を読んでいるのだが、その中で、キリスト教の起源について興味深い考察があった。
以下、「オリエントの神、ギリシアの神」と題された項(145頁)からかいつまんで引用していく。著者は、「古代の地中海・オリエント世界ではふたつのタイプの神がみられた」と主張する。「ひとつは古代エジプトやバビロニアの神のように、全知全能で、近づきがたい超…
「エルサレムよ、わたしはあなたの城壁の上に見張り番を置いた。イザヤ62:6」
※キリスト教、聖書、イスラエル・ユダヤ関連などについて書いていきます。
※by 川崎貴洋
北海道在住のキリスト教プロテスタント福音派信徒です。