聖書の読み方と置換神学

イスラエルを祝福する信仰への批判として、「旧約聖書を強調し過ぎている。旧約聖書は、新約聖書の光で照らさなくては正しく読むことはできない」というものがある。「旧約は新約に照らさなくてはならない」というのは全くもって同意する。しかし、逆に私は問いたい。「あなたたちは旧約聖書を軽視し過ぎていませんか?」と。繰り返すが旧約を理解するには新約の光に照らす必要がある。だが一方、新約を正しく理解するには、その…

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イスラエルの栄光なるイエス

ルカ2:22〜38、シメオンとアンナの箇所を読んだ。この箇所には、「イスラエル」とか「エルサレム」とか、ユダヤ人を象徴する語が複数回登場するので、これらがキーワードだと思った。 「イスラエルの栄光」(32)と呼ばれるイエスによって、万民の中から救われ(31)、啓示の光を照らされた異邦人(32)として、私は、イスラエルが慰められること(25)と、エルサレムの贖い(38)を待ち望む。「イスラ…

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餅をきっかけに日ユ同祖論を考察する

正月だ。正月と言えば餅である。私は餅が大好物だ。「一番好きな食べ物」と言ってもいい。最も好きな食べ方は、何も味をつけないで白いまま食べることである。いろいろな味をつけても旨いが、餅そのものが好きなので、素の味を味わいたい。 ところが最近、変化が出てきた。一番好きな食べ物の同列ぐらいにつぶあんが急上昇してきたのである。であれば、餅とつぶあんをかけ合わせれば更においしくなること間違いない。と…

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