聖書の民がキリストを信じるように

(2019年2月8日初出)


新約聖書の原典はギリシア語で書かれているが、https://www.christiantoday.co.jp/articles/11977/20130808/news.htmによると、実際に聖書を読んだことのあるギリシア人は少ないそうだ。聖書が書かれたのは昔のギリシア語で、現代のギリシア人にはほとんど理解できないからだという。今の日本人が古事記や日本書紀を読んでもわからないのと同じ感覚だろうか。ギリシアは国民のほとんどが「ギリシア正教」のキリスト教徒で、聖職者が公務員扱いになっているほどの国だが、「先祖伝来の家の宗教」としてではなく、イエス・キリストを内面的に信じて新生体験した人は多くはないだろう。彼らは聖書の言語をもたらしてくれた民なのに、こんな矛盾があるだろうか。




同じことは旧約聖書の民ユダヤ人にも言える。旧約聖書の原典はヘブライ語で書かれており、ヘブライ語を母語とするのがイスラエルのユダヤ人たちだ。しかしこちらも聖書の古典語と現代語では違いがある。何よりユダヤ人たちは新約聖書を認めていないから、イエス・キリストを信じている人はほとんどいない。




聖書のことばを用いるユダヤ人とギリシア人が、聖書が伝える救い主イエス・キリストを信じることができないとしたらもったいない話だ。「聖書の民」であるユダヤ人とギリシア人が、イエス・キリストを信じて救われるように。

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