パリオリンピック開会式とフランスの宗教軽視

愛好家の方には申し訳ないのだが、私はスポーツには全く興味がないので、今回のパリオリンピックも観ていない。だから以下に書くことは、あくまでニュースサイトの範囲内の情報にのみ基づいていることを、予め断っておく。

オリンピック開会式の演出が物議を醸している。キリストの「最後の晩餐」を揶揄する内容だったというのだ。バチカンが批判の声明を出すほどの騒動となっている。

さて、これまた親仏家の方には申し訳ないのだが、私はフランスという国があまり好きではない。「カトリックの牙城」というイメージがあるからだ。プロテスタントの信徒として、やはりカトリックには対抗意識を隠せない。

しかし実際はフランスは、革命以来の極端な政教分離政策によって、むしろ「反宗教」の傾向があるらしい。学校でイスラム教徒の女子生徒がスカーフを被ることを禁止すべきか否か議論になっている、などは典型的な事例だろう。ムハンマドの風刺画を載せた新聞社が襲撃された事件もあった。もちろんテロは全く支持しないが、この事件の背景にはこうしたフランスの宗教軽視の影響もあるだろう。

そういう理由もあって、私はフランスという国がやっぱり好きになれない。そう考えると、カトリックの頂点であるバチカンの今回の声明は、「ライバル」ながらグッジョブだったのかなと思う。

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