ユダヤ人迫害の背後にはサタンがいるが

サタンは、イスラエル:ユダヤ人を滅ぼそうと狙っている。神が、イスラエルを特別に選び、愛しておられるから、そしてユダヤ人がイエスを信じてその名を呼び求める時、イエスの再臨が起こるからだ。だから、サタンは多くの国々や勢力、また個人を用いてユダヤ人を迫害してきた。

聖書時代のエジプトやハマン、またアンティオコス・エピファネス、そしてローマ。キリスト教が成立すると、残念なことに教会が率先してユダヤ人を迫害するようになった。キリスト教より寛容であったとは一応言われてはいるが、イスラム教も彼らの脅威となった。ロシアのポグロム。そしてナチスのホロコースト。

これらにも屈することなくイスラエルが建国されると、周辺アラブ諸国が攻め込んで来た。その後のパレスチナ・ゲリラによるテロ攻撃。そして今、ハマス、ヒズボラ、フーシ派、これらの背後にいるイラン。近頃はトルコもイスラエルに敵対する姿勢を見せている。イスラエルの敵は尽きることがない。

また、ユダヤ人に対する迫害は、こうした国々・組織による暴力的・軍事的なものばかりではない。一般の人々による差別や中傷、偏見などがある。この「反ユダヤ主義」は今や世界中で猛威を奮っている。日本とて例外ではない。

そして、こうした攻撃はユダヤ人自身だけに及ぶに留まらない。ユダヤ人に寄り添い、イスラエルに連帯を示そうとする人々にも降りかかる。もし私たちがイスラエルを祝福しようとするなら、私たちも祝福されるというのが聖書の約束だが、同時に困難も受けるということを覚悟しなければならない。

繰り返すが、ユダヤ人、またユダヤ人を祝福する者に対する攻撃の背後には、彼らを滅ぼそうとするサタンがいる。しかし、イエスはサタンより権威のあるお方た。信じて、期待しよう。

この記事へのコメント