今(2026年1月14日現在)、イランで大規模な反政府デモが起こっている。物価上昇への不満から始まったデモは、政府の体制そのものへの不満へと変化してきたようだ。デモに対する政府の弾圧は厳しく、ある情報によると少なくとも12,000人の死者が出ているという。(最初1,200人かと思ったら、1桁違っていた。思わず数字を見直した。)
イスラム教シーア派原理主義による独裁体制が敷かれているイラン政権。その支配下で、国民は自由を奪われ抑圧されてきた。経済難の中で政府は、国民のために資金を使うのではなく、アメリカ、そしてイスラエルに対する異常なまでの憎悪を示して、核開発とハマスやヒズボラなどのテロ組織支援を進めてきた。今回、そうしたイラン政府に対する国民の不満が爆発した形だ。
ぜひ、イランのために祈りたい。イスラム教原理主義政権が倒れて、人々が自由になるように。そして、イランの人々がイエスの名を信じて救われるように。当然ながら、この体制下でクリスチャンは迫害されてきた。ところがイランでは、今、クリスチャンが増えているのだと聞く。願わくば、イランのクリスチャンたちが迫害下で支えられ、ますます福音が広がるように。体制側からも、悔い改めてイエスを信じる人々が起こされるように。
また、今回の件に介入する旨を発言しているトランプ大統領が、軍事攻撃を含めて実際に行動を起こしてくれるように。「国際法違反」とか「内政干渉」とか野暮なことを言っている場合ではない。今、苦しんでいる人々がそこにいるのを助けるほうが重要ではないか?
もちろん、今の政権が倒れたとして、すべてが上手くいくとは限らない。独裁体制が崩壊後、国が混乱してますますひどくなる、という事例は多々ある。また、高原剛一郎氏は自身のYouTubeで、「革命防衛隊」の存在を挙げて、簡単には政権は倒れないだろうと指摘している。
また、聖書から気になるのは、エゼキエル書38章に出てくる、いわゆる「エゼキエル戦争」だ。詳細は省くが、ここで、終わりの日にイスラエルに攻め込むロシアの連合軍の筆頭として「ペルシア」ことイランの名が出てくる。今のロシアとイランとの蜜月関係が、この預言の成就につながるのではと言われてきた。しかしもし今の親ロ政権が倒れたら、この預言はどうなるのか?
──先のことはわからない。それは神の領域である。私たちにわかるのは、今苦しんでいる人たちがイランにいるということと、その人たちのことを神が愛しておられるということ。そしてできることは、──少なくとも──その人たちのために祈ることである。イランのために祈ろう。

この記事へのコメント
わたしの祈り
以上が、わたしの祈りの全てです。ユダヤ人、イラン人、日本人などに全ての民族に対する、わたしの祈りです。
聖書の神は、世の悪に苦悩する人間を深く愛し、誰一人として失われることを望んでおりません。
イエスを救い主として信じる者は、神から断絶している罪による滅びから救われ、永遠の命が与えられるのです。
「ヨハネ」6:35-40には、イエスが「私に与えてくださった全ての者を、私が一人も失うことなく」と語っており、これこそが神であるイエスの御愛です。
わたしは イエス キリスト の全てを知る者ではありません。例えば、雀一羽が地に落ちる(死ぬ)のも、人間の毛髪の数を正確に数えられているのも、神の全知全能性によるのです。
そうであるなら、なぜ、愛そのものである神が、この世にみられる不条理な殺人事件、諸々の事故死、戦争、飢餓などを、そのまま放任されておられるのか? わかりますか? わたしの祈りと、このような神の御心を理解しかねる、わたしの苦しみを。
川崎貴洋