三位一体こそキリスト教信仰の要

「三位一体」はキリスト教信仰の要である。「神はひとりであるが、父・子・聖霊の三つの位格を持つ」という三位一体論。人間には理解不能であるが、全知全能の創造主である神を人間の理屈で理解できないのは当たり前だ。 しかし、本当に神に救われ、神と人格的に深く交わる時、理屈ではなく、体験的に、三位一体がわかる。人を救おうとする父なる神の愛、人の救いを完成させた子なる神イエスの恵み、その救いを人に知らせ…

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教会の歴史を通して伝えられて来た聖書の福音

私たちの信仰の土台は聖書にある。聖書こそが神のことばであり、キリスト者の拠って立つべき唯一の規範である。そして聖書の背景にはイスラエル・ユダヤがある。聖書は、イスラエルの地を舞台に、ユダヤ人の歴史を軸として書かれた。イエスはユダヤ人であり、使徒たちも最初の信徒たちもみなユダヤ人であった。キリスト教のルーツはエルサレムのユダヤ人教会にある。 だが私たちは、彼らから直接聖書信仰を受け取ったわけ…

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ローマ教会の歴史をバイパスする人々

前回 http://cavazion.seesaa.net/article/483076994.html 、キリストの福音はローマ帝国による公認・国教化を始まりとするローマ教会 (現代の「ローマ・カトリック」の意ではなく、カトリック、プロテスタント、正教の原型となったローマ帝国の教会のこと)の歴史を通して現代にまで伝えられてきたことを確認した。しかし、堕落したローマ教会を嫌い、その歴史が自分につ…

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