アブラハムのすえをとわに

アドベント(待降節)である。イエス・キリストの降誕を祝うクリスマス(降誕節)を待ち望み、心備える期間だ。この時期によく歌われる賛美歌のひとつに「わがこころは」がある。(『讃美歌(1954)』95番、『新聖歌』67番。)ルカ1:46~55のいわゆる「マリアの賛歌」を歌ったものだ。 私はこの5節が好きである。「アブラハムの すえをとわに かえりみ イスラエルを 忘れまさで 救いたもう とうとさ…

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シャナ・トバ!~よいお年を~

昨日(2023年9月15日)の日没から、ユダヤ暦5784年の新年が始まった。 ユダヤ暦は、聖書に記された神の天地創造を元年とする。その数値は、アダムの系図など聖書の記述から算出されたものである。もっとも、聖書にすべての数値が記録されているわけではないので、誤差はあるだろう。大雑把に見て6000年といったところか。 もちろん、進化論に立脚した現代科学が説く宇宙の歴史とは全く異なる。だが…

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『図説クリスマス全史』を読んで

タラ・ムーア著『図説クリスマス全史』(原書房)を読んだ。ローマ時代に始まり、○世紀、○世紀と時系列的にクリスマスの変遷を追う通史・・・かと思ったら、そうではなく、テーマ毎に色々な時代の色々な地域のクリスマスにまつわる文化やエピソードを紹介したものであった。 例えば、「異郷でのクリスマス」という章では故郷から離れた地でクリスマスを祝った人々がテーマになっているのだが、19世紀に植民地に入った…

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