ウクライナ戦争の背景にある宗教問題

廣岡正久著『ロシア正教の千年』(日本放送出版協会)を読んだ。図書館で最初に借りたのは今回のウクライナ戦争が起こる前で(私は図書館では何冊かまとめ借りして、返却締め日に更新手続きを繰り返し、実質長期借りるというやり方をしている)、戦争を意識して借りたわけではなかったのだが、図らずも今のウクライナ情勢につながる内容であった。 タイトルどおりロシア正教の歴史を扱った本であるが、特に共産政権下で多…

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戦争と預言

とうとう戦争になってしまった。ロシアがウクライナに軍事侵攻した。ここから、やがて、聖書に預言されたいわゆる「エゼキエル戦争」につながっていくのであろうか。ロシアと思われる北の大国が、多くの同盟諸国とともにイスラエルに攻め込むものの、同士打ちと異常気象で自滅するという預言である(エゼキエル38~39章)。今のウクライナ戦争がすぐにこの預言の成就につながるわけではないだろうが、他国への侵略を平気で行…

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ロシアに見る聖書預言の真実さ

今起こっているウクライナ危機。果たしてロシアによるウクライナ侵攻はあるのであろうか。戦争になるのであろうか。 予断を許さない状況であるが、聖書を信じる人々の多くが、エゼキエル書38~39章の預言を思い起こすことだろう。ロシアを指していると思われる北の大国が、多くの同盟諸国を引き連れてイスラエルに侵攻する(そして、自滅する)というものである。ロシアがウクライナ侵攻の余勢を駆って、イランやトル…

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