ペスト禍のさなかにユダヤ人を保護したローマ教皇
ベネディクト・セール著『キリスト教会史100の日付』(白水社)という本を読んでいるのだが、その中で興味深いエピソードを見つけた。
14世紀のローマ教皇クレメンス6世は、贅沢の限りを尽くし、大貴族のようにふるまっていた。ところがその治世にペストの大流行が起こり、多くの人々が死んでゆく。不安にかられた民衆は病気の原因をユダヤ人のせいにして、彼らを迫害して火あぶりにするなどした。
この時ク…
「エルサレムよ、わたしはあなたの城壁の上に見張り番を置いた。イザヤ62:6」
※キリスト教、聖書、イスラエル・ユダヤ関連などについて書いていきます。
※by 川崎貴洋
北海道在住のキリスト教プロテスタント福音派信徒です。
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