ユダヤ人こそ神の存在証明

まことに、ユダヤ人は選民である。(「ユダヤ人は選民である」http://cavazion.seesaa.net/article/501369001.html 参照。)今も変わらず選民である。だからこそ、彼らは長い歴史の中で何度も国を滅ぼされ、世界に散らされ、どの民族よりも激しい迫害を受け続けてきたにもかかわらず、決して消滅することなく息ながらえ続け、今やその先祖たちのゆずりの地に国を再建した。神…

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ユダヤ人は選民である

ユダヤ人(イスラエル人)は神に選ばれた特別な民族である。そして、その選びは今も変わらない。 但し、彼らが特別な民族であるとは、他の民族より優れているとか偉いとかいうことを意味しているのではない(申命記7:7)。その点、誤解されやすいし、ユダヤ人自身の中にもそう誤解して高慢になっている人々がいるかも知れない。 むしろ、他のあらゆる民族に神の祝福をもたらす管としての役割を与えられていると…

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ユダヤ人のために沈黙を守らない

ー私はイスラエルのために祈るー もし、あなたがこのようなときに沈黙を守るなら、別のところから助けと救いがユダヤ人のために起こるだろう。しかし、あなたも、あなたの父の家も滅びるだろう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、このような時のためかもしれない。エステル4:14 今般のイスラエルの危機に際し、私には「ユダヤ人のために」何もできない。本当に何もできない。でも、「沈黙を守る」こ…

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ユダヤ人の役割

本来、神の祝福の契約は、アブラハムとその正統な子孫であるユダヤ人に授けられたものであった。けれどもユダヤ人たちがイエスを拒んだ時、それは彼らから取り上げられ異邦人(非ユダヤ人)に授けられた。 しかし、それは実は、はじめから、すべての異邦人に福音を広め救いをもたらすための、壮大な神のご計画の一環であった。ユダヤ人は世界に祝福をもたらすべく選ばれた特別な民族だからこそ、その失敗、その過ちすらも…

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ユダヤ人の王イエス

聖書は、イエスのことを何度か「ユダヤ人の王」と呼んでいる。 まずその生涯の始まりからして、東方の博士たちから「ユダヤ人の王」と呼ばれている(マタイ2:2)。 次は、一気に飛んでその死の場面だ。逮捕されたイエスを尋問したピラトが、「あなたはユダヤ人の王なのか」と言っている(マタイ27:11、マルコ15:2、ルカ23:3、ヨハネ18:3)。ピラトは群衆にイエスの釈放を呼びかける時にも「ユ…

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再臨のしるし~世界宣教の進展かユダヤ人の回心か~

イエスが再臨するのはいつか。それは誰にもわからない。イエスが何年何月何日に再臨するか、それを知ることはできない。しかし、イエスの再臨の前兆、すなわち「イエスが再臨する前に実現すること」、言い換えれば「これが実現するまでは再臨は起こらない」ということならば聖書にいくつか預言されている。 その中に、「あらゆる民族に福音が宣べ伝えられる」というものと、「ユダヤ人が民族を挙げてイエスを信じる」とい…

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パウロ書簡の七教会

新約聖書には使徒たちの書いた「手紙」が収録されているが、その中で一番多いのはパウロの書いたものである。パウロの手紙は更に、教会宛のものと個人宛のものとに分けられる。 過日ある動画で指摘されているのを見て気づいたのだが、パウロの教会宛の手紙の宛先は七つある。すなわち、ローマ、コリント、ガラテヤ、エペソ、ピリピ、コロサイ、テサロニケの諸教会だ。 七つといういわゆる「完全数」になっているの…

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コリントの偽使徒と日ユ同祖論者の共通点

「コリント人への手紙第二」後半には、コリントの教会に入り込んだ「偽使徒」たちの教えから信徒たちを立ち返らせようとするパウロの、厳しくも愛に満ちたことばが記されている。その中でパウロは偽使徒たちを皮肉たっぷりに批判する。そこから、偽使徒たちはユダヤ人であり、「ヘブル人」「イスラエル人」「アブラハムの子孫」(いずれもユダヤ人の血筋を表す)という自分たちの血統を誇っていたことがわかる(11:22)。パ…

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シャナ・トバ!~よいお年を~

昨日(2023年9月15日)の日没から、ユダヤ暦5784年の新年が始まった。 ユダヤ暦は、聖書に記された神の天地創造を元年とする。その数値は、アダムの系図など聖書の記述から算出されたものである。もっとも、聖書にすべての数値が記録されているわけではないので、誤差はあるだろう。大雑把に見て6000年といったところか。 もちろん、進化論に立脚した現代科学が説く宇宙の歴史とは全く異なる。だが…

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9・11から22年:アメリカ寄り?反アメリカ?それとも......

※2021年9月11日初出「『9・11』20年」(http://cavazion.seesaa.net/article/483356619.html?1694408296)に加筆再掲 9・11テロ事件から22年が経った。あの時の衝撃は忘れない。 当時、ある出版物にこんなことが書いてあった。「みんなはじめはアメリカに同情していたのに、しばらくすると、アメリカのここが悪いあそこが悪い…

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